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クローン病について

東洋医学的考え
概念 【概念】腹痛・発熱・体重減少・下痢・血便などを呈し,消化管壁の全層の炎症を起こ す慢件の炎症性腸疾患である.  

疫学   【疫学】若年成人に好発する.約2:1で男件に多い.わが国では平成18(2006)年の厚 労省特定疾患治療費受給者数によれば約24,000人,平成25(2013)年では約38,000人 の患者がおり,増加傾向にある.

成因・病態生理   【成因・病態生理】従来より細菌感染説,ウイルス感染説が轍告されてきたが,原因は  不明で,免疫学的要因も考えられている.最近,関連する遺伝子異常も報告されており, 環境要因と遺伝的要因の両者が関与している可能性が高い.主として回腸末端から大腸 に好発するが,古から肛門部まで消化管のあらゆる部位に病変がみられ,消化管壁の全 層の炎症を起こす.進行性で,腸管の狭窄や瘻孔(とくに痔瘻)をつくることがある.

症状   【症状】軽い腹痛,下痢を呈するものから,発熱,血便をきたすものまである.時に虫 垂炎様症状を起こす.経過が長くなると腸管狭窄によるイレウスを起こすことがあり, 貧血,低たんばく血症などの低栄養症状が出現する.口腔内アフタ,ブドウ膜炎,結節 性紅斑,強直性脊椎炎などの消化管外病変もしばしば認められ,それぞれの症状を呈す る。

診断  【診断】上記症状を参考に,下部消化管透視検査,内視鏡検査を行い,特徴的な所見(縦 走潰瘍,敷石状病変,非連続性病変,内・外瘻)の有無を観察する.生検組織所見(非 乾酪性類上皮細胞肉芽腫)も参考となる.消化管外病変からクローン病が疑われること もある.赤沈亢進,白血球増多,CRP高値などの血液炎症所見が病勢の診断に用いられ る.確定診断することが困難なことも多く,厚生省特定疾患難治性炎症性腸疾患障害者調 査研究班の診断基準が用いられている.

治療方針
当院ではクローン病に対しての患者さんの思い、東洋医学的の治療を前向き考え 治療の経験を最大限に発揮して治療しています。
引用文献
臨床医学各論
医歯薬出版株式会社


潰瘍性大腸炎について



概念 【概念】下痢・血便・発熱・体重減少などを呈し,主として大腸の粘膜・粘膜下層をび まん性に侵す慢性の炎症性腸疾患である.  

疫学   【疫学】わが国では平成18(2006)年の厚労省特定疾患治療費受給者数によれば約 85,000人,平成25(2013)年では約166,000人の患者がおり,増加傾向にある.性差は なく20歳代に多いが高齢者でも発症する.

成因・病態生理   【成因・病態生理】原因は明らかでなく,免疫機構の異常や心理的な異常が指摘され ている.症状がクローン病と類似しているので鑑別がむずかしい場合もあるが,大腸の 粘膜・粘膜下層がびまん性に炎症を起こし,直腸から口側へと病変が連続しているのが 特徴である.直腸炎型の頻度が高いが,左側大腸炎型,さらには炎症が大腸全体に及ぶ 全大腸炎型などがある.

症状   【症状】軽い腹痛,下痢を呈するものから,発熱,粘血便・膿性便をきたすものまであ る.長期にわたると貧血,体重減少などの全身症状が出現する.アフタ性口内炎,ブド ウ膜炎,結節性紅斑,壊疽性膿皮症,関節炎,原発性硬化性胆管炎などの消化管外病変 がしばしば認められる.

診断 【診断】症状,消化管外病変を参考に,下部消化管透視検査,内視鏡検査を行い,特徴 的な所見(全周性潰瘍,棘状突起形成,炎症性ポリープなど)を観察する.生検組織所 見(びらん,潰瘍,白血球を中心とした細胞浸潤,陰窩膿瘍)も参考にする.確定診断 することが困難なことも多く,厚労省難治性炎症性腸疾患障害調査研究班の診断基準が 用いられている.

治療方針
当院では潰瘍性大腸炎に対しての患者さんの思い、東洋医学的の治療を前向き考え 治療の経験を最大限に発揮して治療しています。
引用文献
臨床医学各論
医歯薬出版株式会社


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